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乳腺炎というアクシデント
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    「乳腺炎になりました〜」

    開業してみたら、おっぱいトラブルで緊急に相談室に来られる人が多いです。

     

    乳腺炎には、段階があります。

     

    1.乳管に何物かが詰まって、乳腺で製造した母乳が外に出られず

    おっぱいの一部がボコボコに固く腫れている。母は熱は出ていない。

    →「この詰まった塊を吸い出してください」と赤ちゃんにお願いして

    あっち向けたり、こっちに向けたり(赤ちゃんを)。飲ませまくって詰まりを抜く。

    詰まりが取れれば、解決。取れなければ相談室へ緊急電話を。

     

    2.熱出そう、寒気がする。おっぱいの腫れはボコボコではないけれど、

    触るとビリビリ痛くて、ピンク色していて、なんとなく熱持っている。

    →本物の乳腺炎です。搾乳してみると、1本の乳管から黄色のトロッとした母乳が出ます。

    やばいです。

    「黄色いのは味はまずいけど、飲んでも大丈夫。溜まったおっぱいを吸い出してください」と

    赤ちゃんにお願いして飲ませ、飲ませた後には絞ってできるだけ黄色のおっぱいを出す。

    (絞りすぎも注意。おっぱいがぺちゃんこになるほど絞る必要はありません)

    これで治る様子がなければ、相談室へ緊急電話を。

     

    3.熱が出た出た、熱が出た。ひどい時は40度近くの熱が出ます。母はぐったり。

    →薬局で薬剤師さんに「おっぱい飲ませられる解熱剤」と言って買って飲むのもOKです。

    赤ちゃんには「助けて!あなたの食料が一大事!」と言ってお願いし、飲んでもらいましょう。

    嫌がって飲んでくれない時は、搾乳して、乳腺炎の元になった溜まったおっぱいに出て行ってもらいましょう。

    この状態では、もしかするとバイキンが乳房で暴れていることもあります。

    その時は抗菌薬(抗生物質)を飲んだ方が良いので、病院に行きましょう。

    病院に行くべきかどうか、わからない時は、相談室に緊急電話を。

     

    4.熱がすっきり下がらず、上がったり下がったりを繰り返している。

    乳房の中に硬いしこりができて、飲ませても小さくならない。

    しこりのところがドス赤い(紫が入っているような赤さ)

    →宝くじに当たるように稀なことですが、乳腺外科で溜まった膿を

    注射器で抜いたり、乳房に小さな切開を入れて出さないと治らないという段階です。

    治療しながら母乳育児は続けられますので、相談室に緊急電話を。

     

    どのような状態の時も、お母様がすることは、次の2つです。

    ^ませるか搾乳するかして、溜まったおっぱいを外に出す。

    体を休め、抵抗力をつける。(家事や子どもの世話は誰かに頼む)

    これから師走に向かって、お母さんは大忙し。

    お気をつけください。

     

     

     

     

     

    posted by: 三茶助産院 | 乳房トラブル | 04:45 | comments(0) | - |